白猫テニス_データで見るここ一年間で最も環境を破壊したキャラ
タイトルの通りここ一年で最も環境を破壊したキャラクターを使用率勝率レポートの数字から考える。
今回も使用率と勝率をひとまとめにした指標である脅威度(仮名)を用いる。
詳しい計算方法や考え方は以下から
https://blog.hatena.ne.jp/RjinR/rjinr.hatenablog.com/edit?entry=260066136960250
2020年4月から2021年2月までの間で公開された公式の使用率勝率レポートを元に脅威度ランキングを作成した。
ここではTOP5まで記載する。
さらに一定の脅威度を複数回超えたキャラクターをランキング形式で紹介する。
TOP5以下は本ページ下部に画像として置いておく。少し細かい画像になるが細かく知りたい場合にはそちらを参照。
TOP5がいかに恐ろしいか、体感ではなく数値上でお伝えしたいため、例として下方基準である使用率20%かつ勝率56%に相当する脅威度24以下に留まったキャラたちを2体ほど先に紹介する。
キャラ名:黒の後継者
コート:ハード
レポート時期:2021/2
使用率:25.5%
勝率:53.1%
脅威度:15.81
キャラ名:潜入フェネッカ
コート:グラス
レポート時期:2021/2
使用率:6.7%
勝率:60.5%
脅威度:14.07
上記でだいたいどれぐらいのキャラがどれぐらいの脅威度になるのか、なんとなく伝わっただろうか。
続いては本命の脅威度ランキングTOP5を記載する。
1位
キャラ名:新生リリカ
コート:ハード
レポート時期:2021/2
使用率:39.6%
勝率:57.4%
脅威度:58.608
コメント:高い勝率を維持したまま異常な使用率を叩き出した。公式の下方基準を踏み越えてしまったため下方修正が実施された。
特徴:
ギミック設置の二連直線SSに補給困難かつ高威力の山なり軌道オーバーチャージショットに加えてポイント経過でノーバンスピン、打球効果無効、副属性ストーム無効を獲得する。防御面も失点時に再設置されるコートの両サイドをカバーする四つの打ち上げ陣によって完備。キングスタイルにすることでハイジャンやクイックムーブいずれか獲得可能。
2位
キャラ名:新エレン
コート:グラス
レポート時期:2020/6
使用率:24%
勝率:61.5%
脅威度:55.2
コメント:一定の使用率がありミラーマッチが多く発生していたと考えられるがそれを感じさせない異常な勝率をマーク。公式の下方基準を踏み越えてしまったため下方修正が実施された。
特徴:
開幕から立体機動装置によって異常な防御力と攻撃力を持つ。SS後は5打球間巨人状態となる。5打球後にはスタミナを999回復し相手コートに氷柱を設置し立体機動装置のガスゲージを回復、打球にノックバックが付与され自身はノックバック無効の特殊状態となる。現在では特殊状態中にはSS増加に関する制約が加えられ特殊状態をループされることができなくなったがこの当時はルミエリーダーやアーモンドプレミオと組み合わせることでループが可能だった。そのため常に立体機動装置の使用が可能となり異常な防御力と二ポイント残る氷柱による攻撃力で環境を破壊した。
3位
キャラ名:リヴァイ
コート:ハード
レポート時期:2020/6
使用率:23.7%
勝率:60.3%
脅威度:48.822
コメント:一定の使用率がありミラーマッチが多く発生していたと考えられるがそれを感じさせない異常な勝率をマーク。公式の下方基準を踏み越えてしまったため下方修正が実施された。
特徴:
エレン同様初手から立体機動装置による異常な防御力と攻撃力を併せ持つ。SS後には15秒間最強状態となり、立体機動装置のガスゲージ消費無しで使用可能かつ立体機動後のショットが必中ダメージを与える早めのショットに変化。ポイント間で最初の立体機動後のショットには浸入不可のギミックを設置。下方修正前はこの立体機動後のショットのショットが現在よりも早く、浸入不可のギミックも巨大だった。加えてボレー、スマッシュの加速も現在より強力なものだったため。エレン同様タイミングよく画面をタッチしているだけで大体の相手には勝てる性能だった。
4位
キャラ名:温泉フラン
コート:グラス
レポート時期:2021/2
使用率:45.4%
勝率:54.4
脅威度:39.952
コメント:異常な使用率を誇りながら勝率も一定の数字をマーク。初心者プレゼントで選択可能なキャラクターであったことが原因か。下方修正歴あり。
特徴:
初手から特殊状態となり、高い機動力を持ちながら消える球を打球加速付きで打てる。その上にキングスタイルによってハイジャンプが獲得可能。このため一方的に前に出てさらにロブも打たせないという状態を作ることが可能。このキャラの台頭によって現在のグラスコートでは見切り性能が必須となっている。カウンターも所持しており初手から終盤まで強力なキャラクター。ミラーになると特性上お互いに前に出れず後ろで消える球のラリーを延々と行う羽目になる。
5位
キャラ名:英雄ソアラ
コート:クレー
レポート時期:2020/5
使用率:36.6
勝率:55.3
脅威度:38.796
コメント:高い使用率を誇りながら勝率も一定の数字をマーク。下方修正は行われず現在に至る。
特徴:
SS打球後に打てる速度の速いS&Gショットによって得点を狙うキャラクター。ジャストショットが打ちやすくなっていることも非常に強力。リターンでジャストを出した場合にはかなりの確率で得点可能。クイックムーブ、ノックバック無効を保持しておりギミック耐性機動力共に優秀。当時最も手軽な対策が真田弦一郎の林のショットだったことからも環境にマッチした性能だったことがうかがえる。ソアラのスイングによってスピンとスライスを判断することが可能。
続いて2020年4月から2021年2月までで各キャラクターが脅威度24に達した回数をランキングにして紹介する。
同率1位:新エレン、リリカ(テクニックタイプ)
回数:6回
コメント:
新エレンは一度の下方修正後を挟み2020年6月から2020年11月まで6か月の間環境に君臨し続けた。2020年12月に天敵であるサテラが同コートに登場したことで以降は使用率勝率ともに減少傾向。
リリカは2020年7月から2020年12月までの6か月間環境に君臨、2021年1月からは数字を落としているがその特性上おそらく今後も高い勝率を維持し続けることが予想できる。
同率3位:Mセレナ、リヴァイ
回数:4回
コメント:
Mセレナは初登場の2020年11月から現在2021年2月に至るまで高い勝率を維持し続けている。今後スペシャル封印やリープ阻害が可能な環境キャラが出現するまでこの勝率を維持し続けるだろう。
リヴァイも新エレン同様下方後も高い勝率を維持している。しかし新エレンと異なり天敵である再臨アナゼが2020年10月から同コートに登場したことによって使用率勝率ともに減少。
同率5位:再臨アナゼ、宝オスクロル、ミカサ
回数:3回
コメント:
再臨アナゼは初登場の2020年10月から2020年12月までの3か月間環境に君臨、以降は天敵である黒の後継者の出現によって勝率を大きく落とす。2021年2月からスロットスキルでスロウ、感電が手軽に無効にできるようになったのも逆風か。
宝オスクロルは初登場の2020年7月以降は使用率が伸び悩んだことによりこの回数に。2020年12月からは使用率が大きく伸びた。今後の予測についてだが、2021年2月は新生リリカの活躍の影響でハードコートは今後の予測が困難となってしまったためここでは言及しない。
ミカサは初登場時から常に環境トップもしくは2位をキープしているが脅威度24前後をふらふらしており結果として実際に超えたのは3回のみ、ただし2021年1月、2021年2月ともに踏み越えておりさらに2021年2月はダブルスでの公式の基準を超えており火砲寸前のところまで行った。(ブレスオブラーハの影響と判断されたため下方は見送られた)
今後も高い勝率を維持し続けるものと思われる。シングルスでの使用率は限定キャラゆえに頭打ち感があるがダブルスでは使用率30%とあったためダブルス観点での下方修正の可能性に期待。
TOP5以外について
最後に
計算ミスや考え方のおかしい点があればご指摘願います。